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記事一覧

解放区の開発

西サハラの領土は、モロッコが築いた長さ2700kmの壁が縦に走って、二つに分断されています。西側はモロッコにより占領されている地域「占領地」、東側はポリサリオ戦線が治めている地域で「解放区」と呼ばれます。そして1992年の停戦以来、国連PKOのMINURSO(西サハラ住民投票のための国連派遣団)が両サイドに駐屯しています。解放区の開発をめぐる計画は以前からありましたが、資金調達が困難であるほか、地雷の危険性や、...

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難民キャンプ、2020年の夏

難民キャンプに暮らすサハラーウィには毎年、夏の恒例行事がありますが、今年はそれがコロナ問題のために例年とは違った形で進められています。 <平和な夏休み>8歳から12歳の子供たちが、チャーター便でヨーロッパ(主にスペイン、イタリア、フランス)に行き、ホームステイや合宿をして過ごす夏休みプロジェクト。毎年3千人ほどの子供たちが、1ヵ月から1ヵ月半ほどの期間を滞在先で過ごします。「平和な夏休み」は栄養面...

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岩壁画遺跡の破壊

モロッコによる西サハラ文化遺産の破壊行為は、今度は岩壁画遺跡に及んでいます。占領地のサハラーウィ団体「サハラーウィ文化と遺産の保護・普及の会」(Asociación Protección Difusión de la Cultura y el Patrimonio Saharaui, APDPS) によると、西サハラのゲルタ・ゼンムールの北方にあるレグシェイウァート Leghcheiuat と呼ばれる地点で開始された破壊行為です。この地点には岩石に刻まれた先史時代の岩壁画があり、貴重な...

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サハラーウィを支援するモロッコ人アーティスト

サハラーウィの民族自決権を支持するモロッコ人は潜在的にいることはいるようですが、それを公にするモロッコ人は一握りでしかありません。その一人にアーティストのアブデッラティーフ・ゼラーイディさんがいます(1960‐)。モロッコの国立美術学校を出て、フランスのディジョン国立美術学校へ留学し、モロッコとフランスの風景画を得意としていました。 しかし近年、モロッコ国王とその独裁体制に対する風刺画を描き始めたために...

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モロッコ軍がサハラーウィの家畜ラクダを惨殺

去る5月5日、西サハラ占領地の中部東側にある村、ゲルタ・ゼンムールの近くで、家畜ラクダ10数頭がモロッコ軍兵士たちの機関銃で殺される事件がありました。一帯は「砂の壁」近くで、犠牲となったのは、ここで遊牧していたサハラーウィ家族の家畜です。占領地の人権活動家フマド・ハマードさんが家畜の主に話しを聞いたところ、まず数頭のラクダが地雷を踏んで爆死し、その後モロッコ軍第18大隊の兵士たちが機関銃で残りのラ...

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西サハラ

Author:西サハラ
西サハラは、かつてスペインの植民地でしたが、隣国モロッコに占領されて脱植民地化の過程を中断され、未だに独立を達成していないアフリカ最後の植民地です。
このブログでは、独立解放をめざす西サハラ人民のニュースを伝えます。

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